SAP HANA製品発表会でクラスメソッド製アプリが紹介されました
SAP Business Suite powered by SAP HANA
今日は東京国際フィーラムで開催されているSAP HANA製品発表会に来ています。500人以上のビジネス系の方たちが集まっています。
破壊的イノベーション
今までの仕組みは、トランザクション処理(基幹業務系)+分析/計画/解析処理(情報系)+高速化処理(補完技術)でしたが、インメモリネイティブの破壊的イノベーションによって、かつての制約が無くなり、シンプルで高速でスマートな環境を手に入れることができます。
今までと違った作り方が可能になる
今まではデータベースが低速であることが前提として最適化されてきましたが、データベースが高速であることが前提となった場合、面倒な手続きは不要になります。様々なファンクションをプッシュダウン(下層に任せる)することができます。
基幹システムに直接アクセスする
基幹系DBはヒト・モノ・カネの宝の山。今まで金庫のように取り出しづらいものが誰でもアクセスできるようになったとき何が起きるのか。データの複製や移動は不要。シンプルに取り出して活用することできます。
SAPど素人がやってみた
どうも、SAPど素人の横田あかりですw。このたび、SAP Innovation Labの取り組みの一環として、SAP社とクラスメソッド社との共同でSAP HANAアプリを開発しました。今回は、タブレット+クラウド+データ+ビジネスを、iPad+Amazonクラウド+SAP ERP+SAP HANAで実現しています。
直接、SAP ERP on HANAのデータを取得しています。AWS Beanstalkを使ってアプリケーションサーバーを動かしていて、ユーザーインタフェースはHTMLです。
スピードとは?
アイデアを生み出すスピード vs アイデアを実装するスピード。企業と社員の成長が超高速になります。今回開発したアプリは、電話をもらって3時間後にMTGをして、30分後に接続確認して、2日程度でデザインを仕上げています。アイデアを形にするスピードを超高速に繰り返す。
design thinking
テクノロジーフィージビリティ、ビジネス経済性、ヒューマンデザイン。まず最初にデザインを徹底的に行う。その際に、経済性は忘れる。
オペレーションとイノベーション
ビジネス思考:オペレーション、やるべき/やったほうがいい、破壊的ではない。デザイン思考:イノベーション、破壊的。
まとめ
アイデアを生み出すスピードとアイデアを実装するスピードで競い合うようにイノベーションに向けてトライを繰り返すことで道は開けます。間違いを恐れるのではなく、機会を逃すことを恐れてチャレンジし続けようと思った1日でした。ユーザーインタフェースを実装してくれた山田くんと藤澤くんお疲れ様でした!!